論文掲載 Cureus
作業療法学科の高畑未樹助教、八巻通安名誉教授らの研究論文が、医学系国際学術誌「Cureus」に掲載されました。本研究は「Effect of Trunk Rotation and Sex Differences on Lung Volume and Respiratory Muscle Strength in Healthy Young People」と題し、健常若年者における体幹回旋と性差が肺容量および呼吸筋力に及ぼす影響について検討したものです。
呼吸機能は姿勢や体幹の動きの影響を受けることが知られていますが、体幹回旋と呼吸機能の関係や男女差については十分に明らかになっていませんでした。本研究では健常若年者を対象に体幹回旋姿勢を設定し、肺活量などの肺容量指標および最大吸気・呼気圧などの呼吸筋力を測定することで、体幹回旋と呼吸機能との関連を検討しました。その結果、体幹回旋の方向や性別によって呼吸機能の指標に差がみられる可能性が示されました。
本研究の成果は、姿勢や体幹運動を考慮した呼吸リハビリテーションや身体機能評価の発展に寄与することが期待されます。また、作業療法や理学療法の臨床現場において、呼吸機能の評価や介入を検討する際の基礎的知見として活用されることが期待されます。
・論文タイト:ルEffect of Trunk Rotation and Sex Differences on Lung Volume and Respiratory Muscle Strength in Healthy Young People
・掲載誌: Cureus, Vol.18, Issue 3, e105165, 2026年
・DOI:10.7759/cureus.105165