コロラド州立大学との国際交流



本学作業療法学科では、国際交流協定を結ぶコロラド州立大学(Colorado State University:CSU)から、Dr. Alison R. Hermanをはじめ、作業療法学科大学院生を迎え、学術・文化交流イベントを開催しました。CSUは作業療法分野で全米でも高い評価を受けており、今回の訪問は、学生同士の相互学習と異文化理解を深める貴重な機会となりました。
期間中、Dr. Alisonと大学院生らによって計7講義が行われ、実習制度の国際比較、実習準備の心構え、青年期支援、外傷リハビリ、メンタルヘルス、非医療領域での作業療法の展開など、多様なテーマが共有されました。中でも、Dr. Alisonによる「OT Fieldwork Across Borders」「Fieldwork Strategies for Success」の2講義では、文化に応じた実習指導や目標設定、Imposter Syndromeへの対処など、学生の関心に即した実践的な内容が好評を博しました。
また、交流イベントでは芋煮のふるまいや花笠踊り体験、茶道体験、日本食づくりを通して、地域文化への理解も深められました。学生が主催した歓迎会では、笑顔と拍手に包まれた和やかな交流が展開されました。
8月21日には「Balance Before Burnout-Building Resilience Strategies for Your Professional Journey:バーンアウトを防ぐためのバランス-プロフェッショナルなキャリアにおけるレジリエンス戦略」というタイトルでDr. Alisonにご講義いただきます。
本学は今後も、学術と文化を融合させた国際交流の機会を積極的に推進してまいります。