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学科からのお知らせ

論文掲載 運動器理学療法学

第9回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会で表彰

論文掲載 理学療法ジャーナル

論文掲載 Geriatrics

論文掲載 JSES international

論文掲載 Eur J Gastroenterol Hepatol

学科長あいさつ

科学(サイエンス)と技術(アート)を併せ持ち、対象者の思いに共感できる理学療法士へ

理学療法学科 学科長 鈴木克彦

 理学療法は対象者の思いに共感し、その方に合わせた治療を組み立てて実行し、病気や障がいを乗り越えることを手助けする仕事。本学科の特徴は20名の少人数制のため、学生の授業内容の理解度を把握でき、よりきめ細かな技術指導ができることです。指導では①対象者の訴えを聴く力 ②病気や障がいを検査する技術力 ③検査結果から問題を見つけ、解決する思考力と技術力、を身につけることを大切にしています。悩みが解決したときの対象者の安堵の顔、退院されるときの感謝の笑顔、そうして一緒に喜び合えることが理学療法士の魅力であり、やりがいです。



取得できる資格


4年間の学び

1年次

教養を高め、理学療法士に必要な基礎力を養う

総合基礎教育科目及び一部の専門基礎科目から、理学療法士として必要な基礎的な知識を学びます。また、病院への見学実習により、臨床イメージをつかむことで、理学療法士になる自覚と学びのモチベーションを高め、医療従事者としての基盤を作ります。

2年次

実技や演習を通して専門的な知識・技術を習得する

1年次で学んだ専門基礎科目に加えて専門科目が増えます。実技・演習・実習などの体験的な学習方法により、専門知識や技術を習得します。基礎と専門分野を幅広く理解することで、疾患や障がいの成り立ちや回復過程を理解します。
 

3年次

さまざまな障がいへの介入方法を知り、臨床に必要な能力を高める

身体・精神・小児・高齢期などの専門領域の臨床実習を中心に対象者の観察や評価を行い、生活障害の原因分析と考察を行います。障がいを負った方への作業療法による治療方法を学びます。8週間の臨床実習を2回行い実践的技術・技能を習得します。

4年次

実践能力と研究能力を磨く

3年次までの学びを統合します。学外の臨床実習施設において実習を行い、臨床における実践能力を高めます。臨床実習終了後に、研究計画書をもとに卒業研究に取りかかれるようにカリキュラムを編成、科学的探求能力を高めます。
 

卒業/学位取得(理学療法学)

学びの特徴


経験豊かな教員による
少人数制教育

理学療法の臨床経験が豊富な教員が揃い、学年定員20人の少人数制のメリットを生かした教育を行っています。各教員の指導のもと、専門知識や技術の習得、豊かな人間性、高度な技術と知識を備えた人材の育成を目指します。



体験授業や他学科
合同授業など
多彩な学び方

専門的知識や技術を講義・演習・実技・グループワークなどの体験的な学習方法により学びます。また、他学科との合同授業により、チーム医療に欠かせない他職種への理解を深めます。





充実した学習環境と
最新鋭の設備

生命活動や生体現象を正確に把握するために必要不可欠な生体計測学。広い評価実習室や、最新の計測機器を備えた実習室など、充実した学習環境の中で学びます。実際に機器に触れることで装置と測定対象への理解を深めます。


授業紹介

生活支援系理学療法学Ⅰ

生活支援系理学療法学Ⅰ

日常生活活動の環境からの影響を把握し、評価や指導方法を身につける

理学療法において、障がいのある人の自立生活のために、身体能力の調整や周辺環境の整備を行うことは重要な仕事で、目標でもあります。人の身体機能、日常生活上の動作・活動、周辺環境の間におこる相互作用に目を向け、社会保障制度等の社会環境からの影響にも配慮して、質の高い人生を支援する視点と思考を身につけます。


理学療法評価学Ⅰ

理学療法評価学Ⅰ

症状や障がいを評価し、治療方針を決定する

理学療法は評価に始まり、評価に終わるといわれます。授業では患者の状態を詳しく知るための情報収集から、問題点の見つけ方や考え方、それを解決するためのプログラム作りまでを考えます。運動障がい、神経障がいなど、それぞれに応じた評価方法がありますが、ここでは総合的にビデオや写真などによる教材をもとに、学生が自ら考える演習を通して、評価の概念を伝えます。


運動器障がい論

運動器障がい論

患者さんが目の前にいるような臨場感のある授業で疾病や手術を学ぶ

理学療法の対象となる運動器(骨・関節・脊椎)疾患を学びます。その内容は骨折、脊髄損傷などの外傷性疾患、関節リウマチなどの炎症性疾患、骨粗鬆症などの代謝性疾患、関節や脊椎の変性疾患のほか、小児疾患、骨・軟部腫瘍、スポーツ障がいまで多岐に渡ります。整形外科のほか、解剖学、生理学、神経学の知識も確認します。


筋骨格系理学療法学Ⅱ

筋骨格系理学療法学Ⅱ

小児理学療法学Ⅱ

小児理学療法学Ⅱ

物理療法学

物理療法学


在学生の声

自分が関わってきたスポーツに
理学療法士という立場から貢献したい

理学療法学科 4年 古原 成人

中学生時代、バレーボールの部活でけがをした時にお世話になり、はじめて知った理学療法士という職業。自分が関わってきたスポーツに理学療法を通して貢献したいという思いから、この大学に進学しました。今面白いと感じているのは運動器疾患についての授業。例えば骨折した時に、その評価をし、どのように治療につなげていくか。理学療法士としてのアプローチの仕方を学んでいる段階です。自分自身、けがやコンディションの調整で苦労した経験があるため、スポーツに限らず、病気やけがをして苦しんでいる方達の復帰の力になれたら。身体面と精神面の両方から支えられる理学療法士を目指したいです。


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