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授業紹介

[看護師]基礎看護技術の授業風景

 1年次の後期10月から2年次前期7月末にかけて「基礎看護技術論」という授業が行われます。この授業では、実際に看護するための方法論を学びます。1年次はすべての看護技術の基本となるバイタルサイン(体温・脈・呼吸・血圧等)の測定、感染予防としての手洗い、ボディメカニクス(人間工学的な身体の使い方)や病気・けがにより日常生活が自分で行えなくなった人への洗髪、清拭、排泄、体位変換等の援助技術を学習します。
 2年次は治療や検査に伴う援助技術として、酸素吸入、浣腸、注射、採血等を学習します。これらの看護技術の習得のために、学生同士の患者役・看護師役のロールプレイを用いたり、より実際の患者さんに近い状況を体験できるように、本学ではシミュレーターを活用した学習を行っています。




病棟カンファレンス


臨地実習では、病棟で臨床指導者を交えて頻回にカンファレンスが行われます。受け持ち患者さんの看護を通して、「看護とは何か?」を考える“頭づくり"を目指して議論します。

手術室実習


成人急性期看護学実習では、手術療法を受ける患者さんの術前・術中・術後の看護を学びます。最先端医療設備を有する県立中央病院で、チームの一員として看護の役割を体験します。

英語プレゼンテーション


総合的な英語力および論理的思考力の向上を目的に、グループワークを中心に、短編小説を速読・精読する、ニュース等のDVD教材を用いてリスニング・シャドーイングをおこなう、あるいは基本構造にしたがってエッセイを書く・口頭発表することで、実践的なコミュニケーションスキルを身につけます。

免疫と微生物


私たちの周りには、肉眼では見えないウイルス、細菌、真菌や全長10mにも達するサナダムシなどの寄生虫が人に病気を引き起こします。授業ではこのような、病原体の構造や生活史、人への感染様式、感染予防について、写真による解説や標本観察などを通して学びます。

病理学


私たちの身体は百兆にもおよぶ細胞から成り立っており、その統御された活動や有機的な相互作用によって、日々の生命活動が営まれています。また、病的状態においては、このような細胞の形態や機能に様々な変化がみられます。授業では、そのような基本的な身体の構造や病的状態における変化を顕微鏡などを用いて観察し、理解します。

SST(社会生活技能訓練)演習


精神看護方法論では、精神障がい者への援助について学びます。障がい者が社会で生活する為の技能を身につける訓練を、学生も演習し援助に役立てます。

精神看護学実習


こころの健康問題が重視されている中、看護の役割を発揮するために、精神病院の実習で実践し理解を深めます。実習は緊張の中にも、楽しくがモットーです。

小児看護方法論


子どもの成長・発達や子どもの権利に関する知識を学び、「社会の宝」である子どもたちのすこやかな成長のために具体的に何ができるのか工夫し考察します。

小児看護学実習Ⅱ


臨地実習を通し、健康問題をもつ子どもとその家族に対し、遊びやケアを工夫しながら対象のよりよい成長発達をめざした看護を実践する方法について学びます。

糖尿病患者指導のための自己血糖測定演習


成人慢性期看護方法論Ⅱ(2年生)の演習では、生活習慣病の代表的な疾患糖尿病患者の教育指導に器具を用いて正しい取り扱いを学び、学生自身が自己の血糖を測定し、血糖値の変化を理解し、指導と支援に具体的に役立てます。

高齢者疑似体験


やがてやってくる超高齢社会に向けて、高齢者の理解は最も重要な課題です。老年看護方法論の演習授業では、加齢によって起こりえる高齢者の身体的・心理的な状態を体験して学びます。



[保健師]地域の人々の健康を支援する看護活動を学ぶ


 地域における看護活動は、健康づくり、介護予防、在宅療養者支援、健康危機管理など、社会の最前線の問題に取組んでいます。教育では、個人・家族・社会の総合的観点から健康や病気の状態を捉え支援する力、住民と協働しながら組織的に解決できる力、保健医療福祉サービスを調整し活用する力の育成を目指しています。


地域看護学方法論


地域看護診断、健康教育、健康相談、在宅ケア、家庭訪問の方法の原則と方法を学びます。広々としたスペースと、家庭を模した和室や浴室等を備え付けた実習室で、実践的な演習を展開しています。

地域看護学実習


地域の健康ニーズを把握する実習をベースに置き、その上で保健所、市町村、訪問看護ステーション、小学校、産業保健の現場などで幅広い実習を行います。地域の住民の方から直接多くのことを学びます。



[助産師]次の世代を健やかに産み育てる看護


 助産師は女性のライフサイクルの全てにわたる健康の維持・促進および妊娠・出産・育児期の支援を通して次世代の育成に関わります。
 特に妊娠・出産・育児期の母子や家族を対象とする援助では、健康なマタニティライフを送ることや安全で満足のいく出産、子育てにおいてより良い親子関係や家族関係を築くための具体的な援助方法を学びます。また、学生同士による助産師役、妊婦・産婦役のロールプレイングを通して、対象者と関わるときの態度も重視しながら実践力を修得することを目指しています。



妊婦健康診査の演習


妊婦と胎児の健康状態のアセスメントに必要な知識や技術を学習します。胎児超音波診断ファントムを使用して胎児の健康状態を確認し、妊婦さんへの説明の仕方を学びます。安全で満足のいく妊娠期を過ごしていただくための援助方法を具体的に学びます。

新生児の沐浴演習


新生児期のケアはきめ細かで鋭い観察力が求められます。また、新生児期の看護では子ども側からだけでなく、母子関係、親子関係や育児方法についても学習します。


授業紹介

看護学科の授業

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