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山形発・地元ナース養成プログラム(H26~30年度)

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ご挨拶

「山形発・地元ナース養成プログラム」
事業推進代表者 前田邦彦

「山形発・地元ナース養成プログラム」のホーム・ページをご覧いただきありがとうございます。

前任事業推進代表であった青柳 優先生が退任されたため、本プログラムの事業推進代表者を引き継ぎました前田邦彦と申します。
本事業に対する私の思いの一端をご紹介し、ご挨拶に替えさせていただきたいと存じます。

「山形発・地元ナース養成プログラム」は、文部科学省の大学改革推進事業の一環として、平成26年度に新たに始まった「課題解決型高度医療人材養成プログラム」の中の「地域での暮らしや看取りまで見据えた看護が提供できる看護師の養成」事業の一つとして採択されたものです。この看護養成事業への申請は全国から66件ありましたが、採択された申請はわずか5件のみでしたので、13.2倍の狭き門をくぐりぬけ採択にいたったことになります。また採択された取組みは、国立大学3件、私立大学1件、公立大学1件(本事業)ということになり、結果的には公立大学として唯一の採択となりました。全国に看護系の養成課程を有する公立大学は47大学ありますので、その代表として、大変、身の引き締まる思いでおります。

 本プログラムでは、『地元ナース』とは、「小規模病院・診療所や高齢者施設に勤務し、地域住民の多様な健康問題に幅広く対応できる能力を持つ看護職」と定義しております。山形県のような、超高齢化と人口減少が進む一方で、医療資源が少なく、公共交通機関などの利便性にも恵まれていない地方では、地域住民の健康とQOLの向上に寄与するため、このような『地元ナース』の活動が大変重要と考えられ、『地元ナース』の役割を確立し、体系的に養成していこうという試みが、本プログラムの中心となります。看護職に限らず、医療専門職には各々の役割が規定されており、保健医療の高度化にともなって、その役割は専門化・細分化されてきておりますが、一方で、実際の場面では各々の職種がオーバーラップした役割を果たすことによって、保健・医療・介護の活動が維持されており、とくに人的資源の限られる地方においては幅広い課題に対応できる視野の広い、重層的な能力が重要となっております。本プログラムでは、とくに臨床現場の実践において主体となる看護職を対象として、このような現場の様々な課題に対応しうる姿勢、知識、技術などを構築し、涵養していきたいと思っております。本プログラムの内容は、具体的には、①学士教育(学生教育)としての新たな科目(「地元論」「相互理解連携論」「ジェネラリズム看護論」)の創出と現行学士課程教育プログラムの再編、②リカレント教育として「小規模病院等看護ブラッシュアッププログラム」による現任看護職の実習指導能力の育成、③人事交流による現場と本学との連携からなり、これらに沿った様々な取組みが展開されております。

本学のような比較的小規模な公立大学が本来の業務とともにこのような大規模なプログラムに挑戦するということはなかなか容易ではなく、大学全体をあげての協力体制の構築が必要になります。本学では、本プログラムの開始と同時に、学内に「看護実践研究センター」を立ち上げ、プログラム実践の中核と位置付けるとともに、既存の組織との連携・分担をはかり、プログラムの円滑な遂行を行っております。現在、事業が正式にスタートして、3年目となり、折り返しを迎えておりますが、関係者の献身的な取組みにより、いずれの試みも予想以上の成果をあげてきておりますし、様々な副次的な効果も得られてきております。

近い将来、本プログラムによって、地元の保健医療における看護実践の質の一層の向上が図られ、地元で就業する価値を理解した多くの看護職が地元医療福祉の担い手として活躍することを期待し、本プログラムに関心のある皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げる次第です。


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