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国際交流

国際交流

グローバルに活躍できる人材への社会的ニーズが高まる中、本学でも国際交流に力を入れています。
海外研修制度のほか、海外協定校との学生同士の相互交流、海外協定校から教員を招いての講義など、文化的背景の違いを越えて通じる保健医療や関係形成について学び体験する機会が充実しています。


国際交流協定


カナダ・ノーザンブリティッシュコロンビア大学との国際交流協定締結

 令和7(2025)年12月4日(木)にブリティッシュコロンビア州の都市プリンス・ジョージ(カナダ)のノーザンブリティッシュコロンビア大学(University of Northern British Columbia)(以下、UNBCと記載)と本学との間で、令和7(2025)年12月4日(木)に本学を会場に国際交流締結式を行いました。
 この協定は、本学の理事長を兼ねる上月正博学長と、同学長が東北大学在職時に指導を受け持っていたUNBCのシャノン・フリーマン教授が、高齢者ケア分野のさらなる学びを求めて本学との交流を開始したことが契機となりました。その過程で地域に根差した看護・リハビリテーションの普及と質の向上に取り組む本学の姿勢と、UNBCの教育・研究の方向性が一致していることが確認されたことから、両大学間で正式な協定締結に向けた調整が進められ、このたびの合意に至ったものです。
 協定期間は5年間(延長可能)とし、両大学の人材交流や共同研究、研究成果発表会などを通して、日本とカナダ両国における医療福祉分野の発展に寄与することを目的としています。

 当日は、UNBCから副学長のポーラ・ウッド-アダムス博士、戦略・広報担当准副学長のマーク・バーンズ博士、シャノン・フリーマン教授の3名からご参加いただきました。また、UNBCの一行とともに、在日カナダ大使館より一等書記官のハムザ・ファハモエ様からもご参加いただきました。

  締結式では、本学の上月学長とUNBCのウッド-アダムス副学長によるサインのされた交際交流協定書を相互に交換しました。その後、本学とUNBCの相互交流が両大学の教育・研究の今後ますますの発展に繋がことを祈念して、両大学の代表による固い握手が交わされました。

  UNBCは1990年に設立された公立大学で、キャンパスはカナダ最西部に位置するブリティッシュコロンビア州の都市プリンス・ジョージにメインキャンパスを構えています。市内には2つのサテライトキャンパス、その他の地域には3つの地域キャンパス、3つの研究ステーションを有しています。地域に根差した高等教育機関として知られ、看護学、自然資源・環境科学、社会科学、人文科学等幅広い分野を教育・研究しています。UNBCは、学部、修士課程、博士課程を提供する多様な学部を有しています。
<参考/UNBC HP>  https://www.unbc.ca/

 今後の両大学の相互交流による教育・研究上の発展に、どうぞご期待ください。

 〇 国際交流協定の同意書
   ・英語版
   ・日本語版






ルーマニア・クライオバ医科薬科大学との交流協定締結

 令和7年5月13日(水)にクライオバ市(ルーマニア)のクライオバ医科薬科大学 (University of Medicine and Pharmacy of Craiova)と本学との間に学術交流協定が締結されました。
 この協定は、2018年から東南欧州における学術集会へ本学教員が教育講演が複数回行われ、2019年と2023年には同大学の学部学生に対する講義を本学教員が行ったことが評価され、さらなる学部教育の交流における国際的視野の涵養や大学院学生の共同研究指導、国際比較研究を可能にする国際交流に向けた打診があり、教育上の国際貢献や学生および教員の国際交流の機会となることを念頭に応諾することとしたものです。
 
 5月13日に、上月学長によるサインがされた国際交流締結書とUniversity of Medicine and Pharmacy of Craiovaの学長のサインのされた締結書を相互に交換し、教育講演のための招へいを受けた本学の安保教授(看護学科)が現地に赴き、締結記念式典に出席しました。

 クライオバ医科薬科大学はルーマニア国クライオバ市の大学で、医学、歯学、薬学、看護学およびリハビリテーション科学という4つの学部専攻からなり、国際医学コース480名を含む4000人以上の学生が在籍しています。

 なお、2025年には欧州連邦における教育水準向上のための取り組み、エラスムスプラスによって欧州連邦の資金によって教員が派遣されています。今後は博士後期課程における共同指導も開始される予定です。
 今後の両校の相互交流による教育・研究上の発展に、どうぞご期待ください。



中国・上海健康医学院との交流協定締結

 令和6年6月1日(土)に上海市(中国)の上海健康医学院 (Shanghai University of Medicine & Health Sciences; SUMHS)と本学との間に学術交流協定が締結されました。
 この協定は、昨年秋に上海健康医学院から本学に対して、学部学生や大学院学生の短期交換留学などを可能にする国際交流に向けた打診があり、教育上の国際貢献や学生の国際交流の機会となることを念頭に応諾することとしたものです。上海健康医学院の担当者は、リハビリ治療学の郭琪学院長(教授)です。郭先生は本学の上月正博学長が東北大学大学院教授時代に指導した大学院卒業生です。

 6月1日に、上月学長によるサインがされた国際交流締結書と上海健康医学院の学長のサインのされた締結書を相互に交換しました。

 上海健康医学院は上海市の公立大学で、応用技術型医科大学であり、臨床医学、看護学、リハビリ治療学、生物医学工学、医学検査技術学、医学映像技術学、薬学をはじめ18の学部専攻からなり、1万1000人以上の全日制の学生が在籍しています。同校は「応用重視、特色ある、国際化」という位置づけを堅持し、上海における応用型医療人材不足と地方医療人材不足の問題を解消し、人々の多様な医療ニーズに応えることに積極的に貢献しています。

 今後の両校の相互交流による教育・研究上の発展に、どうぞご期待ください。


国際交流締結書(英語)

国際交流締結書(中国語)


国立台北護理健康大学との国際交流協定

台北市(台湾)にある、国立台北護理健康大学(以下.台北看護大と記載します。英語名.National Taipei University of Health Sciences)との国際交流協定について、令和6(2024)年1月5日(金)に台北看護大を会場に国際交流協定の締結式を行いました。
この交流協定は、令和5年8月に台北看護大から国際交流の促進に向けた打診があり、国際貢献や教育機会の拡大にむけた本学の取り組みと合致することから協定締結に応じたものです。
締結式では、当時の国際交流担当教員である安保寛明教授(看護学科)が台北看護大を訪れて上月正博学長によるサインがなされて協定書と台北看護大の学長によるサインがされた協定書を取り交わしました。

令和6(2024)年度からは、協定に基づき、保健医療大学の教員や学生と台北看護大学の関係者が交流を深めています。
相互交流の初年度となった2024年度は、本学看護学科の学生8名が台北を訪れ、台北看護大の学生6名が本学を訪れました。



チェコ国立マサリク大学医学部との国際交流協定

令和5年3月14日(火)にチェコ共和国の国立マサリク大学医学部のドブサック教授から来学いただき、本学を会場に国際交流協定の締結式を行いました。
保健医療大学では、国際感覚の涵養や海外との交流促進、新たな国際交流の推進など国際交流に関する目標を掲げ取組を進めており、今回の協定締結は、米国コロラド大学デンバー校、米国コロラド州立大学に次いで3校目、欧州の大学との協定締結は初めてとなります。
今後、協定に基づき、保健医療大学の教員や学生とマサリク大学医学部の関係者が交流を深めることで、保健医療大学の教育研究のさらなる発展や、学生が世界を学ぶ良い機会になることが期待されます。
協定の締結式終了後、ドブサック教授により記念講演を開催し、多くの教員が耳を傾けました。


本学の上月学長とマサリク大学医学部のドブサック教授

本学の上月学長とマサリク大学医学部のドブサック教授

ドブサック教授による記念講演

ドブサック教授による記念講演


国際交流事業

教育目標である「国際的視野を持ち活躍できる人材の育成」を推進するため、国際交流に力を入れています。
看護学科と理学療法学科は米国コロラド大学デンバー校、作業療法学科はコロラド州立大学とそれぞれ国際交流協定を締結しています。現地学生や教員との学術・文化交流を深めています。
また、コロラド大学・コロラド州立大学の教員を招いての講義などを行っています。
(令和元年度~4年度については往来による交流はできませんでしたが、テレビ会議システムを使用した交流を実施しています。)


国際交流の様子

コロラド研修事業

教育目標である「国際的視野を持ち活躍できる人材の育成」を推進するため、毎年コロラド研修を実施しています。



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