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作業療法学分野10年間のあゆみ はじめに

  はじめに 
                          山形県立保健医療大学大学院     
保健医療学研究科作業療法学分野
代表 藤井 浩美
 山形県立保健医療大学大学院保健医療学研究科作業療法学分野は、2004年(平成16年)4月に開学し、今年3月には9期生を世の中に送り出しました。これまでに、26名が作業療法学分野で学び、修士課程を修了しております。その内訳をみると、社会人として働きながら大学院を修了した者が17名、学部から進学して修了した者が9名であり、社会人に開かれた大学院です。現在、3名は本学教員として活躍しており、修了生全体の約46%にあたる12名が教員として後進の育成に携わっております。また、作業療法学分野修了後、大学院博士課程に進んだものが3名おります。
 作業療法学分野は、臨床作業療法学領域と発達過程作業療法学領域からなり、開学当初は各々2名の教授で構成されました。現在、臨床作業療法学領域に4名、発達過程作業療法学領域に1名の教授が配置されており、作業療法士2名、医師2名、臨床発達心理士1名から構成されております。それぞれの専門科目は、作業活動解析学、神経障がいリハビリテーション学、内部障がいリハビリテーション学、作業療育学であり、学際的な研究への取り組みが成される配置となっております。これらの専門を支える専門支持科目には、作業療法士の資格を有する5名の講師が関わっております。この専門支持科目は、開学当初から看護学分野、理学療法学分野の科目履修が可能であり、本学大学院の特徴の一つです。
 研究指導は、各々の大学院生に対して、主研究指導教員と副研究指導教員が中心となる複数体制で進めてきましたが、定期的な作業療法学分野会による討議は大学院生の研究推進に大きな役割を果たしてきました。これは大学院生間の研究交流を促すとともに、指導教員以外の教員との研究交流が促進され、大学院修了後の共同研究へも発展してきました。その結果、作業療法学分野修了生の研究成果は、平成26年6月末現在までに、研究論文26編(うち英文6編、印刷中を含む)、学会発表102題(うち国際学会15題)が公表されております。
 11年目を迎えた作業療法学分野の次なる目標は、他大学大学院と協調しながら、新規性と独創性の高い研究成果を公表し、博士課程の設置に継げることです。そして、教育・研究・臨床でバランスのとれた指導者を育成し、国民や県民の保健・医療・福祉サービスをリードすることです。